てぃーだブログ › バカ王女主義♪ › 水虫ウォーズ › 水虫ウォーズ【第4話】
【前説】※このお話は水虫と30年以上に及ぶ、熱き闘いを続けた男の

汗と涙と情熱の物語です。

登場人物は、(勿論)仮名ですが、ほぼ実話でハードボイルドに書き綴らせて頂こうと存じます。

(BGMはコチラでお願いします)



【第4話:絶望】


鼻水虫男は、青春時代のまっ只中であった。

十代後半の、真の青春時代(何それ)に、

現実社会と隔たれた、男子寮生活を強いられ

挙げ句の果てには、恋人が出来る前から
水虫が出来てしまうという

悲劇のヒーローを演じる事になってしまったのである。


虫男は、生まれながらの潔癖性である。

もう、一目で「A型でしょ」と、言い当てられる程の

キレイ好きでもあった。

虫男は苦悩した。


「なぜ、俺が水虫になってしまったのか!?」


悩みあぐねた虫男は、

プライドを捨て、

この時、初めて薬局の門を叩いた。


虫男が購入したのは、

(言うまでもなく)水虫薬。


虫男は、キチンと用法容量を黙読し、

自ら薬局で買った、水虫薬の治療を始めた。


この頃、時代は昭和40年代の幕開け。


その治療薬の事を、

後に虫男は、こう語る。


「まぁ〜、水虫薬も一時は効くんだけどさ〜。

アレって、治ったと思って止めると

すぐに元に戻っちゃうんだよな〜。」



確かに、一時は終焉を迎えたかのように見えた。

昭和40年代の激動の渦の中、

虫男は、いいしれぬ絶望感を

一人味わっていたのである。




水虫

それは、終わり無き旅。



続きが気にならなくても、続きますm(_ _)mゴメンナサイ





※このブログは、美容ブログです。


タグ :水虫

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Posted by バカ王女 at 18:45│Comments(0)水虫ウォーズ
 
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